ベビー育児

母乳不足の高齢ママが4ヶ月で完母になるまでにやった対処法

無事に出産を終えると、赤ちゃんと最初に取り組むのが授乳ですよね。

でも、初めてだとわからないことだらけ。

『母乳が足りてるか分からない』

『不安だからミルクをあげてしまうけどこのままで完母になるのかな』

『体重が増えてないかもしれない』

赤ちゃんの命をつなぐ大事なことなのに、思い通りにいかないと心配でストレスがたまりますし、更に授乳量が減る悪循環におちいりかねません。

筆者は高齢出産で母乳が出にくい体質で、一人目の時は赤ちゃんが上手く飲めなかったため、大変苦労しました。

二人目の時は妊娠前から準備をして取り組んだ結果、4ヶ月で完母になることができたので、その内容を書いていきたいと思います。

完母でなくても子どもはスクスク育ちますが、完母のメリットを享受したい方にオススメの記事です。

母乳不足の原因と対処

入院中や母乳相談で複数の助産師に母乳が出にくい原因を相談しましたが、これは体質としか言えない、という回答ばかりでした。
ただ、年齢が上がれば母乳量が減る傾向はあるとのこと。

一人目の時は既にアラフォーで、産院ではほとんど母乳が出ず、退院後はただでさえ初めての育児でわからないことだらけのところで母乳育児も思い通りにいかず、眠れないほど疲弊してしまいました。

母乳相談にも通っていましたが、余裕のなさからか言われたことを素直に受け入れることができていなかったり、重要なことをスルーしたりしていました。

10ヶ月で卒乳しましたが、ミルク寄りの混合で悔いが残る卒乳となりました。

二人目は更に年齢もあがり、母乳育児は更に厳しくなるだろう感じ、前回の反省を振り返り、これから紹介する方法を実践しました。

母乳不足への対処法(0~1ヶ月)

出産後すぐの授乳

一人目の時、当日の夜は出産後の疲れで熟睡してしまいました。

産院も「これからが大変だから休んで」とばかりに赤ちゃんを預かってくれていました。

初日の授乳の刺激がその後の量に影響すると知らなかった結果、赤ちゃんの体重は減り続け、ミルクを足すことになったため母乳がほとんどでないまま退院となってしまいました。

二人目の時、完母にむけて最もやってよかったと思えるのが分娩後すぐにくわえさせたことです。初日夜も母子同室で「泣いたらすぐにくわえる」を繰り返しました

退院前日は一回の授乳で12g増え、一人目の時よりもたくさんあげることができ、完母にむけてはずみをつけることができました。

頻回授乳の環境づくり

最初は欲しがるだけあげて、と言われます。そうすれば母乳をつくろうとする刺激になるはずです。

しかし、おむつも替えて、ミルクも作って、それ以外に家事も自分のこともあるので授乳にばかり時間を取ることは難しいこともあります。

それでも頻回授乳はさせる必要があるので、すぐに授乳できる環境をつくりました。

授乳しやすい前開きのトップスとインナーを常に着て、ベビーベッドのすぐよこに授乳枕と授乳スペースを用意。必要なトップスの時や外出の時は授乳ストラップを必ずつけました

抱っこしてから3秒で準備が完了していたと思います。

赤ちゃんがよく寝て授乳の間隔が相手しまう場合は、搾乳していました。

そうすることで母乳量が増える刺激になるだけでなく、搾乳した母乳はミルク代わりにあげられるのでオススメです。

咥え方に注意する

助産師の指導で、口を大きく空けた瞬間に上顎に向けて乳首を口に入れるようにし、上唇、下唇が巻き込んでいたら軽く引いて出していました。

ただ、深く咥えてアヒル口になるように、と助産師よく言われても最初はよくわかりませんでした。

ある助産師さんが、泣いている赤ちゃんの上あごの深いくぼみを見せてくれました。このくぼみは母乳を飲むために最初だけできるくぼみで、そこに収まるように、との指導で方向のイメージができました。

専用哺乳瓶で哺乳力をつける

「母乳相談室」という専用哺乳瓶と乳首を利用しました。その乳首は固めにできており、深くくわえさせる訓練になるものです。

一人目の時に有名な産院の助産師より教えてもらったもので、楽に飲めるわけではないので、哺乳瓶を好んで母乳を嫌がるようになることもありませんでした。

乳首を柔らかくする

赤ちゃんが飲みやすい乳首は、柔らかくてよく伸びる乳首です。

そのため、専用のジェルをつかってこれらを毎回実施しました。

  • 授乳前後に前絞り、後絞りをする
  • お風呂上がりや授乳後に保湿をする

乳首ケアのポイントは、乳頭だけでなく乳輪も柔らかくすること。赤ちゃんが飲んでいるところを見ると、ベロを出し入れして乳首をしごいて飲んでいますが、乳輪が硬いと疲れてしまうようです。

 

血行を良くする

母乳は血液からできています。そのため、血行がよくなると母乳もよく出るようになります。特に肩甲骨周りや肩の血行をよくすることで効果てきめんでした。

  • 肩まわし、肩甲骨周りのストレッチをする
  • 肩を温める
  • 湯船に入浴する

白いごはんを炊いておく

白いご飯がエネルギーになって母乳量も増えるということはどの助産師も指導のなかで言っていたため、いつもすぐ食べられるように炊いては保温をしていました。

ハーブティ、漢方の力を借りる

一人目の時は漢方薬局で牛蒡子(ごぼうし)を購入し、煎じて飲んでいました。

漢方は毎日煎じるなど手間がかかるため、二人目の時は専用のハーブティを購入にしたところ、手軽でかつ母乳量が増える実感がありました。

色々試したところ、下記2商品を常に常備しています。

  • AMOMAミルクアップブレンド
  • iherb オーガニックマザーズミルク

オーガニックマザーズミルクは飲みやすくて催乳感を実感できました。

 

記録をする

授乳回数やミルク量、体重の記録は母乳相談の時の材料になること、自分で振れることから記録をしていました。PDCA(計画→実行→振り返り→改善)を実践することで、次にやるべきことが見えてきます。

具体的には1週間おきの体重測定で一日あたりの体重増加量を割り出し、現在の授乳回数が適正か、ミルク量を減らせるかを判断できます。

産後1ヶ月目であれば、1日30g増えていれば順調、としていました。

便利なアプリもありますが、森永が無料で授乳ノートをプレゼントするキャンペーンをやっていたため応募して入手しました。

母乳相談窓口を頼る

産院の助産師がたいてい退院後のサポートをしてくれます。有料になりますが母乳相談で今の進め方でいいのかを確認しました。

産後は近所にある桶谷式母乳相談室も活用しています。

最初は初診料がかかりますが、一度受診しておくと、乳腺炎など急なトラブルのときすぐ対応してもらえて安心です。

全国の桶谷式母乳相談室の場所はこちら

桶谷式母乳育児ママサポートサイトOPPA!

自分の母乳と赤ちゃんを信じる

これは精神論のように聞こえますが、自分にとって最も効果の高い対処法でした。

一人目の時はマニュアル通りにしなくてはいけないと思い一生懸命でこんな事を考えていました。

  • 3時間の間隔で授乳しなくてはいけない
  • 短い間隔で授乳すると量がでなくて赤ちゃんが満足できず泣いてしまう
  • 母乳がたりないのは赤ちゃんに申し訳ない
  • 母乳が出ない情けない自分は見たくない
  • 授乳のペースが乱れるのがいや
  • ミルクを上げておけば栄養不足にならず安心

どれも赤ちゃんや自分を信じられず、自分本位の感情でしかなかったと今なら思えますが、当時は目の前の赤ちゃんのお世話で精一杯で客観的になれませんでした。

その結果、母乳間隔が狭くならないために母乳量が増えず、完母になるタイミングが掴めないまま時間がすぎていきました。そして3時間おきにミルクと授乳を繰り返して卒乳を迎えてしまいました。

母乳は与えれば与えるほど増えます。需要と供給の関係にあるので、たくさん飲まそうとさせなければ増えないのは当然のこと。

しかし、赤ちゃんは日々成長し、必要な量も増える中で更にミルクをへらして母乳中心にするのはプレッシャーですよね。

二人目の時は、赤ちゃんの体重増加のカーブが緩やかになっても、そのこと自体で身心の発育に影響はありません。

そして赤ちゃんと自分の母乳を信じてたくさん授乳し、回数と体重の増加ぐあいを見ながら少しずつミルクを減らした結果、完母となりました。

母乳不足への対処法(2~3ヶ月)

気をつけることは前月と変わりませんが、2~3ヶ月になると赤ちゃんの睡眠時間が長くなり、外出の機会も増えてきます。その際に気をつけたことをまとめました。

夜間(2時前後)の授乳

産後2ヶ月をすぎるとまとまって寝てくれるようになるので、今までの寝不足もあり寝てしまいがちです。

夜間授乳をスキップした結果、やはり日中に母乳不足を実感するはめになりました。

助産師よりホルモンの分泌が盛んな深夜2時前後の授乳が、母乳量を増やすのに効果的と聞いたため、目覚ましをかけて授乳するようにしていました。

夕方の水分摂取

夕方は、赤ちゃんがたそがれ泣きをしたり、夕飯の準備などで水分摂取がおろそかになりがちな時間帯です。

上にお子さんがいればお迎えがあるためおさらです。

夕方に母乳量が減ると相談したところ、水分摂取不足の場合が多いと助産師よりアドバイスを受けたところ、思い当たることがたくさんありました。

そのため、多めにお茶を作っておいて、すぐ飲めるようにしておきました。

授乳室の事前調査

外出前にはかならず授乳室の場所を複数箇所確認しておきました。

授乳室は1家族しか使えない場合が多々あります

目的地だけでなく、移動中でも駅直結の商業施設の有無をチェックすることで、例えば予定していた授乳室がふさがっていても、授乳しそこねることがなくなります。

授乳ケープの活用

外出先でいざ授乳の時間になっても授乳室がみつからない、ということがよくあります。

また、バスや新幹線など長期移動中にぐずってしまった際の対処として、サッと授乳ケープを取り出せばすぐに対応できます。

授乳への心理的な障壁を軽くするツールとしても常にカバンに入れていました。

 

軽い運動(マドレボニータ)

ストレス解消と血行を良くする目的で軽い運動をしていました。

youtubeには産後ヨガや産後ストレッチの動画が多数アップされているので、自宅でもできる運動を取り入れました。

外出する余裕がありそうなら、赤ちゃん連れOKの産後ヨガやイベントを活用するのも気分転換になり、仲間もできるのでオススメです。

筆者は全国で産後ママ向けの教室を常時開催しているマドレボニータに参加しました。

産後の悩みを熟知したインストラクターとバランスボールを使った軽い運動をしたあと、参加者同士のコミュニケーションを通じて自分を見つめ直す場を作ってくれます。

受講中はママだけなのでいつでも授乳OKで、授乳室を探す必要もありません。

参加後は身も心も爽快感を味わって帰宅できました。

 

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舌癒着症対応クリニックの受診

一人目の時は授乳時に口が大きく開けられず、乳首の裂傷で授乳ができなくなる事態となりました。

その際に相談した助産師より紹介頂いたのが舌癒着症とその対応クリニックです。

クリニックで舌癒着症と診断されたため手術を受けた結果、授乳が劇的に楽になるという経験をしました。

二人目は上記対処法でほぼ完母になっていましたが、他にもメリットがあったため、最終的には手術を受けています。

赤ちゃんによっては舌のつく位置によって母乳を飲むのが上手い下手があるようです。実際、二人目が最初に授乳する時、一人目よりも口を大きく空けられたことに驚きました。

詳しくはこちらに説明があります。

日本舌癒着症学会ホームページ

完母に向けて準備したもの

上記対処法で紹介したものもありますが、準備したものを紹介します。

情報収集

  • 母乳育児に必要な情報やトラブル対応、体験談がたくさん掲載されています。母乳相談室と一緒によく活用しました。

他にもこれらがオススメです。

 

授乳しやすくするツール

  • 授乳ストラップ
    Tシャツやセーターなどを着て授乳をすると、服が赤ちゃんの上にかぶさるためにストラップで止めることができます。あごで抑えると背中や肩が凝るので必需品でした。100均のゴムでも代用できます。

 

 

  • 授乳しやすいインナー
    伸縮性があり、マタニティ期から使えます。締め付けがないので昼夜来られるため、色違いで購入しました。

 

 

  • 授乳枕
    授乳時に楽な姿勢にできるため必須でした。ただm外出先でも無理なくできるように、使わない練習もしました。

乳首トラブルを予防するツール

  • 乳首用保湿液
    マッサージや保湿に出産前から使っていました。
  • 乳頭保護器
    乳首が切れたりヒリヒリする時に助かりました。
  • 乳頭湿布
    乳首が痛む時に楽になります。

母乳の出を良くするツール

  • AMOMAハーブティミルクアップブレンド
    こちらは国内で購入できて安心です。HPの情報が充実しています。
  • iherb オーガニックマザーズミルク
    上記の半額以下で購入でき、飲みやすくて効果を実感できました。
  • ホットパック
    これで血行を良くすると母乳の出が違うことがわかります。
  • ストレッチポール
    産後ヨガのコーチに教わりました。肩甲骨周りをほぐすとよく母乳がでるようになりました。
  • 搾乳機
    寝ていて飲んでくれない時に貯乳することで、母乳を貯める間隔も短くなり、日中も間隔を気にせずあげることができます。泣いた時のお守りになり、助かりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

完母に向けて母乳育児を起動に乗せるための主なポイントは以下の通りでした。

  • 母乳不足への対処法(0~1ヶ月)
    • 出産後すぐの授乳
    • 頻回授乳
    • 咥え方に注意する
    • 専用哺乳瓶で哺乳力をつける
    • 乳首を柔らかくする
    • 血行を良くする
    • 白いごはんを炊いておく
    • ハーブティ、漢方の力を借りる
    • 記録をする
    • 母乳相談窓口を頼る
    • 自分の母乳を信じる
  • 母乳不足への対処法(2~3ヶ月)
    • 夜間(2時前後)の授乳
    • 夕方の水分摂取
    • 授乳室の事前調査
    • 授乳ケープの活用
    • 軽い運動(マドレボニータ)
    • 舌癒着症対応クリニックの受診

ひとりでも多くの方の母乳育児が後悔なく充実したものになることを願っています。

ABOUT ME
Riko
悩めるR45世代の共働き主婦です。高齢出産なのでアンチエイジングはマスト。時短家事やこども2人の知育、シニア犬のケアなどネタは尽きません。